キャリアカウンセリングでインナー(組織)ブランディング

キャリアカウンセリング

細部までコミットした組織ブランドが成立しないとブランドになり得ない

組織の人の気持ちに気づけなかった経験から

きっと皆がうらやむ行列のできる人気店や予約殺到商品や最高のネットレビュー。

ブランディング業界では、ブランディング戦略を確たるものにしていると、案外こういうことは珍しくない世界です。

こんな失敗をするのは私くらいかもしれませんが、あまりにも密な関係でご支援をしているといつの間にか、まるでその企業さんの従業員かのように入りこんでしまうことがあります。

気がつけば現場運営の中心になってしまったことが。

とはいえ、私の仕事はブランドのコンサルタント。

例えば、テレビ出演なんかも勝手に出演依頼がくるのではなく、そこに辿り着くまでにいろんな種まき行動をして、メディア制作の方が企画をしやすいストーリーの型を用意し露出していくようなことを行なっております。

もちろん、その中にはクライアントさんの今後の展開であったり、分析ができる材料的仕掛けを組み込んでいてて。

そんなこと等をやっていると、ほぼ思惑通りの展開が実現していきます。

でも、実際はそれらが実現するのは、あくまで過程であって、その後何をするかが重要です。

例えば、テレビを見て来店された人が、

・何処の地域から来店されたのか

・購入した商品はどう使うのか

・家庭消費なのか、誰に送るのか

・自分がテレビを見たのか、見た誰かに聞いたのか

・テレビを見てから公式サイトを検索したのか・インスタを見たのか

・どの商品に興味があったのか

・実際に来てみて欲しいものが変わったのか

・テレビの中の紹介でハードルを上げに上げて頂き期待の気持ちで来店された人にどのように期待以上の情緒的価値・機能的価値を提供しご満足していただくのか。

・ネットレビューには何とかいてほしいのか。

・SNSに投稿してもらうための仕掛け。

メディア紹介をいただいた後は、上げるとキリがないくらいの情報が欲しいし、パフォーマンスや価値提供の戦略も考えないといけない正に勝負の時です。

「さぁ勝負の日に向けて作戦会議だ!」ということで、勝負の日のために考えた戦略を従業員さんと議論をする時間を作りました。

しかし、語っても語っても、皆さんの表情が…。まるで外国語を聞いているかのような反応。

とりあえず、YESとのことであるが…。

迎えた当日、結果はやはり、何一つ実行される様子はなく。

もちろん、各々の持ち場の仕事は真面目に一生懸命にこなされています。

いわゆるフォールスコンセンサス効果というものです。

この業界にいる私と社長さんにとっては、当たり前のことのつもりだった。

この反省を踏まえて、定期的に現場でのブランディングについて定期的研修会を行う等の取り組みをしていきました。

そんなふうに、もがいている日々を過ごす中での気付きとして、従業員さんのお気持ちを理解する。認め、受け入れていくことの大切さ。

ちゃんとお話しを聞くと、皆さん、ただお給料のためだけに働いておられるのではなく、それぞれ実現したいことがあるんです。

このミクロ単位の「それぞれ」からアプローチできなければ、組織ブランドを実現したと言えないのではないか(他の方法もあるかとは存じますので私の観点です)

そんな経緯から、組織の人のキャリアに寄り添える存在になりたいと思うようになり、キャリアコンサルタントを目指しました。

キャリアカウンセリングは、これまで私が行なってきたコミュニケーションとは相反するもので、とても新鮮。

いろんな問題の解決がこれまで思いもよらなかった視点から発見することができました。

これまでは職業柄、経営側の方との接点が多かったのですが、組織の中の方との接点も増え、考え方や感じていることなどをお聞きすることができました。

外と内の一貫性を実現させ、真のブランドを。

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