ブランディングの型に入る前にやるべき事/マインドアプローチ編(1)

ブランディング

B B to B企業様 理念リブランディングがスタートしました。

各々のクライアントさんに合わせたマインド理解のためのツールを用意する。

クライアントさんご自身が自分の価値観を探るステージ。

ブランディングコンサルタントがクライアントさんを理解する。

ブランドステートメント(型)に入る前段階をどうするかが凄く大切。

そして、前段階で何を行うかは、クライアントさんと私の関係性によっても変わります。

長いお付き合いで、これまでも沢山お話をしたことがある人。

最近お出会いした人。

また、どんな繋がりをきっかけにお出会いしたのか等。

今回の方は6年ほど前から週に一度は会う機会があり、事業の広告部分やデザインについてアドバイスをさせて頂く機会が多かった方です。

その方への最初の入り口として、ご自身のマインドを理解し、日々いろんな刺激と思考の中で混乱している価値観の棚卸し作業をして頂き、私も共有させていただく作業を行いました。

今回のクライアントさん専用のオリジナル マインドセットツールを考案し、各項目についてのお考えを語って頂きました。

長いお付き合いをさせて頂いてきましたが、初めて知るお考えも沢山あり。

私(ブランディングコンサルタント側)も人間なので、これまでのお付き合いの中で抱いてたクライアントさんのイメージは、私の決め付けとなっていくので。

この決め付けを拭い去ることがすごく大切だと考えています。

さらに次回は、カウンセリングの中で想いや価値観の元となった経験から自由に語って頂き、自己概念を探る作業を行います。

どれくらい時間がかかるのかは人それぞれ。

これをやっていただくことで、ブランディングを通しての自己理解の追求へスタートの扉が開く

私がこの自己概念を大切にしたい理由は、例えばお店が行列店になりメディアにでまくった!なんてことはブランディングの世界では普通に出来てしまう。

表面上は成功したように見えても、事業主様の人生の中で、それが必ず幸せとは限らない。

求めたはずの成功がご本人の負担になり、精神に影響してしまった人を見てきたから。

ブランディングという資産の姿は十人十色では無いでしょうか。

ビジネスだけではなく、事業主様のライフスタイルが幸せであることを願って、このような取り組みにつながる方法を日々開発しております。

また、事業主さんと同時に従業員さんのライフスタイルも幸せなものであってほしいので、キャリアカウンセリングを通して、従業員さんの自己概念や自己実現の発見もサポートする必要があります。

組織の「人」全体の価値観を共有し、深く話し合うことが本質的なブランディングの実現への一歩となります。

今は、至る所から様々な情報やテクニックを知る機会が多いからこそ、個人、企業の真の心を明らかにしておかなくては。

ぶれない軸を立てるなら、そもそも、ぶれない軸の焦点が本音と合っていないと絶対に疲弊をしてしまいます。当たり前のようで見落とされがちな大事なこと。

そして私も知ることができるので。これは必須です。

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