
ブランドアイデンティティ
愛情が見える化された五感で幸福になるサクサクパイ
意志:愛情が見える化
能力:五感・サクサクパイ
■ 新規事業立ち上げ ブランディング
・ネーミング・コンセプト ストーリー集作成(ライティング)・ロゴデザイン・パッケージデザイン
・パンフレットetc 各種販促ツールデザイン・撮影・店舗デザイン・ ディスプレイデザイン
・WEBサイト作成・WEBマーケティング
■キッチンカー ブランディング
・ キッチンカー デザイン・ キッチンカー 各種販促ツール
■ イベント出店 ブランディング
・イベント出店用販促デザイン

1. ブランド設計のはじまり
美味しいパイができたからお店を出したい──。
発酵バターの甘い香りを感じながら、商品のパイを試食。
幾層にも重なるパイの層に惚れ惚れとし、サックサックの食感に驚かされまいた。
まだまだ試作段階で、課題点もあるものの、インパクトがあり可能性を感じました。
テイクアウト市場が飽和する中で、“おいしいパイがある”というだけでは届かない。
マーケティングに関する分析、ペルソナ選定を行い、ペルソナの内面までを深く追求。
ポジショニングや刺激設計を通してブランド企画が本格的に始まりました。
ご支援内容は、ブランド企画からネーミング、ストーリー、ロゴ、販促物、WEB、パッケージ、空間デザイン、キッチンカー・イベントまで多岐にわたり、オープン後の販促支援も含めて継続的に関わっています。
1. ブランド設計のはじまり

美味しいパイができたからお店を出したい──。
発酵バターの甘い香りを感じながら、商品のパイを試食。
幾層にも重なるパイの層に惚れ惚れとし、サックサックの食感に驚かされまいた。
まだまだ試作段階で、課題点もあるものの、インパクトがあり可能性を感じました。
テイクアウト市場が飽和する中で、“おいしいパイがある”というだけでは届かない。
マーケティングに関する分析、ペルソナ選定を行い、ペルソナの内面までを深く追求。
ポジショニングや刺激設計を通してブランド企画が本格的に始まりました。
ご支援内容は、ブランド企画からネーミング、ストーリー、ロゴ、販促物、WEB、パッケージ、空間デザイン、キッチンカー・イベントまで多岐にわたり、オープン後の販促支援も含めて継続的に関わっています。
2.ストーリーの明確化とネーミング
発酵バターを贅沢に使い、大理石の上で温度を管理しながら幾層にも折り重ねる。 イーストを使わず、オーブンの温度差で自然に膨らませるパイ生地の完成まで、数えきれない試作が行われました。 噛んだ瞬間にほろほろとほどける独特のサクサク感。アップルパイには酸味を整えたフィリングと、軽やかなカスタードクリームを合わせています。
追求を続ける商品開発を隣で拝見しながら、このパイ誕生のストーリーを明確にしていきました。
「パイのルーツ」を知るべく、歴史を調べました。
パイは14世紀以前、耐熱容器として生まれ、暮らしに合わせて姿や役割を変えてきました。 ルネサンス期には北イタリアでバターを使った創作パイとして発展。富の象徴であったバターが甘い風味とともに定着していきました。 その後、アメリカのアップルパイや、オーストラリアのミートパイなど、移民たちによって各国の素材が包まれるようになりました。
今の日本にある「パイ」もまた、形や味、作り方までさまざまです。
パイは歴史とともに変化してきた柔軟な食文化であることを再認識しました。
世界を「ぐるぐる」と巡り、日本にもたどり着いたパイ。 自由な発想で新しいパイを創っていくという思いを込めて、「パイ専門店 Pie, guruguru(パイ グルグル)」と名付けました。
誰もが覚えやすく、ワクワクする。店主がパイを楽しむ姿そのものから、遊び心が感じられるネーミングです。


2.ストーリーの明確化とネーミング

発酵バターを贅沢に使い、大理石の上で温度を管理しながら幾層にも折り重ねる。 イーストを使わず、オーブンの温度差で自然に膨らませるパイ生地の完成まで、数えきれない試作が行われました。 噛んだ瞬間にほろほろとほどける独特のサクサク感。アップルパイには酸味を整えたフィリングと、軽やかなカスタードクリームを合わせています。
追求を続ける商品開発を隣で拝見しながら、このパイ誕生のストーリーを明確にしていきました。
「パイのルーツ」を知るべく、歴史を調べました。
パイは14世紀以前、耐熱容器として生まれ、暮らしに合わせて姿や役割を変えてきました。 ルネサンス期には北イタリアでバターを使った創作パイとして発展。富の象徴であったバターが甘い風味とともに定着していきました。 その後、アメリカのアップルパイや、オーストラリアのミートパイなど、移民たちによって各国の素材が包まれるようになりました。
今の日本にある「パイ」もまた、形や味、作り方までさまざまです。
パイは歴史とともに変化してきた柔軟な食文化であることを再認識しました。
世界を「ぐるぐる」と巡り、日本にもたどり着いたパイ。 自由な発想で新しいパイを創っていくという思いを込めて、「パイ専門店 Pie, guruguru(パイ グルグル)」と名付けました。
誰もが覚えやすく、ワクワクする。店主がパイを楽しむ姿そのものから、遊び心が感じられるネーミングです。


3. 視覚設計:ロゴとパッケージ
ロゴはアップルパイの象徴である「りんごの木」と、名前の語感である「ぐるぐる」を組み合わせたデザイン。 ロゴタイプにはアメリカンな印象を取り入れ、丸みと動きを加えて記憶に残る形状に。 店内のモルタル壁にはロゴを直接ペイントし、ブランドの象徴として空間全体に存在感を持たせています。 独自性のあるロゴマークで、お客様の認知数・再認数を高める役割を果たします。
パッケージは、油分が染み込まないよう耐油紙を使い、箱の構造にはぐるっとした差し込み型を採用。L字型袋やリバーシブル印刷など、機能と見た目を両立させた設計です。



3. 視覚設計:ロゴとパッケージ

ロゴはアップルパイの象徴である「りんごの木」と、名前の語感である「ぐるぐる」を組み合わせたデザイン。 ロゴタイプにはアメリカンな印象を取り入れ、丸みと動きを加えて記憶に残る形状に。 店内のモルタル壁にはロゴを直接ペイントし、ブランドの象徴として空間全体に存在感を持たせています。 独自性のあるロゴマークで、お客様の認知数・再認数を高める役割を果たします。
パッケージは、油分が染み込まないよう耐油紙を使い、箱の構造にはぐるっとした差し込み型を採用。L字型袋やリバーシブル印刷など、機能と見た目を両立させた設計です。



4.空間とブランド表現
店舗の壁面・カウンターはモルタル仕上げで統一し、商品の色味や木目と調和するグリーンのタイルを使用。 店内で商品が自然に引き立つよう、配色や素材の選定も視野に入れた設計としました。
壁面に大きくロゴマークをペイントし、来店者にブランドロゴの認知を促す仕掛け。
空間のバランスを保ちつつ、ブランドの“らしさ”を視覚的に印象づける設計です。




4.空間とブランド表現

店舗の壁面・カウンターはモルタル仕上げで統一し、商品の色味や木目と調和するグリーンのタイルを使用。 店内で商品が自然に引き立つよう、配色や素材の選定も視野に入れた設計としました。
壁面に大きくロゴマークをペイントし、来店者にブランドロゴの認知を促す仕掛け。
空間のバランスを保ちつつ、ブランドの“らしさ”を視覚的に印象づける設計です。




5.地元食材を活かした“きっかけ商品”を提案
メディアやイベントへの参入のきっかけとなるよう、地元食材を使ったパイの開発を提案しました。
私のクライアントである、吉野の原木椎茸「おかもと」さんの椎茸が、生地との相性が良さそうだと感じたからです。 発酵バターの甘い香りと、原木椎茸の香ばしさが合わさった、焼き上がりの豊かな香りが特徴です。 結果的にこの商品はヒットし、多くのメディアでも取り上げていただけました。
5.地元食材を活かした“きっかけ商品”を提案

メディアやイベントへの参入のきっかけとなるよう、地元食材を使ったパイの開発を提案しました。
私のクライアントである、吉野の原木椎茸「おかもと」さんの椎茸が、生地との相性が良さそうだと感じたからです。 発酵バターの甘い香りと、原木椎茸の香ばしさが合わさった、焼き上がりの豊かな香りが特徴です。 結果的にこの商品はヒットし、多くのメディアでも取り上げていただけました。
6.広告と営業活動
無認知の状態から名前と味を知ってもらうため、パイとオーブントースターを持って営業へ。 担当者の前でその場でリベイクし、香りや食感を届けることで、言葉よりも先に印象を残すアプローチを行いました。
広告は地域のフリーペーパーに小さな一枠のみ。 「パイ専門店」という言葉が目に入れば、その先も読んでもらえると判断し、サイズではなく内容重視で設計しました。
オープン当日は開店2時間前から行列。初日は45分で完売し、その後半年間は開店前に列ができる状況が続きました。




6.広告と営業活動



無認知の状態から名前と味を知ってもらうため、パイとオーブントースターを持って営業へ。 担当者の前でその場でリベイクし、香りや食感を届けることで、言葉よりも先に印象を残すアプローチを行いました。
広告は地域のフリーペーパーに小さな一枠のみ。 「パイ専門店」という言葉が目に入れば、その先も読んでもらえると判断し、サイズではなく内容重視で設計しました。
オープン当日は開店2時間前から行列。初日は45分で完売し、その後半年間は開店前に列ができる状況が続きました。


7. 展開と販路づくり
キッチンカーでの販売展開では、ロゴを太字に調整し、視認性と親しみを両立。 内装には店舗と同じくモルタル素材を取り入れ、世界観の一貫性を保ちました。
百貨店催事や道の駅などへの出店が進む中で、冷凍パイの開発とオンライン販売もスタート。 EC導線として、案内チラシやパンフレットを商品に同封し、店舗外からのリピートにもつながる仕組みを整えました。
販路展開では、ただ拡大するのではなく、ブランドとの“出会い方”をコントロールする意識を持ちました。
店舗 ・キッチンカー ・全国イベント ・ ECのサイクルを軸に接点を広げ、どこで出会っても違和感なく「Pie,guruguruらしさ」が伝わるようにツールや導線を設計しています。
販促物もストーリーを伝えるパンフレット、リーフレット、売り場POPなど、接点ごとに役割を明確にしながら一貫した設計で制作しました。



7. 展開と販路づくり

キッチンカーでの販売展開では、ロゴを太字に調整し、視認性と親しみを両立。 内装には店舗と同じくモルタル素材を取り入れ、世界観の一貫性を保ちました。
百貨店催事や道の駅などへの出店が進む中で、冷凍パイの開発とオンライン販売もスタート。 EC導線として、案内チラシやパンフレットを商品に同封し、店舗外からのリピートにもつながる仕組みを整えました。
販路展開では、ただ拡大するのではなく、ブランドとの“出会い方”をコントロールする意識を持ちました。
店舗 ・キッチンカー ・全国イベント ・ ECのサイクルを軸に接点を広げ、どこで出会っても違和感なく「Pie,guruguruらしさ」が伝わるようにツールや導線を設計しています。
販促物もストーリーを伝えるパンフレット、リーフレット、売り場POPなど、接点ごとに役割を明確にしながら一貫した設計で制作しました。












